Joe’s Day

至誠館開設35周年


昨日、至誠館開設35周年記念の式典に出席した。
至誠館というのは、明治神宮のなかにある武道場で、その開設35周年を
記念して、写真集『魂をみがく武道〜明治神宮 至誠館』が作られたのだが、
僕はこの写真集に添付されるDVDの制作監督をやらせていただいた。
武道とは今まで全くと言って良いほど縁もない僕が、この大役を受けたのは、
僕が東京を拠点として間も無い頃に、明治神宮に取材の申し込みをした際に
広報を担当されていた、Fさんからの依頼だったからだ。
Fさんにはその後何度も取材の件でお世話になっていたし、それにも増して、
武道とは縁がなくても是非僕に、と言って下さったので引き受けた、
という経緯だ。
宮司の中島さんとは、TINGARAのイシジマ氏から紹介を受けていたので、
中島さんも二つ返事で了解してくださったとのことだった。
そんなわけで、厳しい条件の中でなんとかDVDを作り上げたご縁で、
今回の式典に出席させていただくことになった。
式典には中島宮司、至誠館館長の稲葉先生をはじめ、至誠館に関わる
歴代の重鎮の皆様がご出席されていて、その中で僕のようなものが
来賓として手厚くおもてなしを受けたことは、本当に身に余る光栄だった。
本当に恐縮してしまい、身の置き所がないほどだったのだが、
中島さん、稲葉先生にまで大変気を使っていただき、さらにDVDの出来栄え
にもお誉めの言葉までいただき、さらに恐縮。
式典後の直会と呼ばれる食事会でも最前列の貴賓席に座らされ、
さらに恐縮。すべてが終了して、参宮口の門をくぐった時には
全身の力がふぅ〜っと抜けてしまうほど緊張&恐縮の連続であった。(笑)
それにしても明治神宮がただ大好きで、参拝客にまじってぶらぶらと
散歩し始めて3年余り。まさかこれほど深いご縁をいただくことに
なるとは夢にも思っていなかった。

暇、終わりました。

最近、会う人ごとに「ブログ読んでますよ。暇なんですってね。」と言われる。
「暇なんだってね〜」と電話をくれた友人もいた。
「暇なんだったら飲みにいきましょうか」というメールも何通かもらった。
思った以上にブログを読んで下さっている方が多いのにも驚いたが、
そういうまわりの反応が面白かった。
でも。。。
幸せはそう長くは続かない。(笑)
また平常通りくらいの忙しさに戻ってしまった。まだまだあの7月、8月の
オニのような忙しさではないが、暇でやることがないということもなく、
そろそろじりじりと忙しさの陰が忍び寄って来ているのを感じる。
コメントを下さった皆様、電話やメールで誘って下さった皆様、
ありがとうございました。時間を見つけて飲みに行きましょう!

*写真は本分とはまったく関係ありません。(^_^;)

暇です。

暇です。珍しく。
7月、8月と、オニのような忙しさが続き、そのまま沖繩に2週間行き、
戻ってからもライブ、取材、ラジオ出演と目まぐるしい日々が続いたと
思っていたら・・・・
いきなり暇になりました。
これもフリーランスの常なのだが、たまんないくらい忙しいかと思えば、
いきなりエアポケットに落ちたように暇になったりする。
あんなに忙しかったのだから、これもご褒美のようなものだと思い、
暇を楽しむようにしようと思うのだが、いきなり時間が沢山出来ると、
それはそれで何にもしないで、ぼぉ〜っとしていることが多い。
このブログの最後に書いた日から10日も経っている。暇ならまめに
書けば良さそうなものなのだが、あまりにもいきなり暇になったので、
書くことが無くなってしまったからだ。
ただ、この暇がいつまでも続くわけではなく、今月後半からまた
目まぐるしい日々がやってくるような気がするので、せいぜい今のうちに
楽しんでおいた方が良さそうだ。
そんなわけで、今日は朝から散歩に行って、それから部屋の掃除、
溜まった洗濯物をかたずけて、さぁ〜〜て何しようかなぁ〜〜?
だれか遊んでくれ〜〜
asayake.jpg
*写真は本文とはなんの関係もありません。(^_^;)

中孝介さん


一昨日、中孝介さんと会った。J-Waveのインターネットラジオ、
『Brandnew-J』の企画で、1時間45分に渡る中孝介さんの
特集番組にゲストとしてお招きいただいたのだ。
中さんとは5年前、奄美大島の奄美パークで開かれた朝崎郁恵さんの
コンサートを見に行った時に朝崎さんに紹介され会っている。
なんとその時、ピアノを弾いていたのが、今、NSOのメンバーの
高橋全さんなのだ。これも島がとりもつ縁かもしれない。
その後も中さんの歌と演奏はライブでは何度か見ているのだが、
改めて会って話をするのは初めてだった。
中さんは、本当に素朴でまっすぐな島の青年という感じで、
奄美大島の話を始めたら、ふたりとも話が止まらなくなってしまった。
収録の合間もずっとシマの話で盛り上がり、共通の知り合いも
多いものだから、盛り上がる盛り上がる。
実際の収録よりも合間の会話の方が面白かったんじゃないかと
ちょっと反省。(笑)
中さんのニューアルバム『絆歌』(きずなうた)から選んだ3曲に
僕の自然音を重ねたミックスも用意して番組の中で流した。
彼の透き通る様な美しい歌声は、自然音と見事にブレンドし、
独特の世界がそこに広がった。中さんもスタッフもみんなすごく
気に入ってくれていたのが嬉しかった。
またNSOのアルバムのかなから、奄美大島の夜の海をイメージした曲
『Eclipse』を聞いてもらった。この曲をメディアで流すのは
初めてなのだが、僕は大好きな曲なのだ。
収録後「これを機会にまたなにか一緒にやろうね」と握手して別れた。
  〜 ・ 〜 ・ 〜 ・ 〜 ・ 〜 ・ 〜 
*この模様はインターネットラジオ『Brandnew-J』で、
 オンエアされますので、お時間のある方はパソコンでアクセスして
 是非聞いてみてください。
*放送日
第1回 :10月 3日 金曜日 22:00〜23:45
第2回 :10月10日 金曜日 22:00〜23:45 
*『Brandnew-J』のサイトはこちら
*中孝介さんのサイトはこちら

朝崎郁恵ライブ無事終了

昨夜、青山円形劇場での朝崎郁恵さんのコンサートが無事終了した。
このコンサートは朝崎郁恵さんのベストアルバムの発売を記念したものだ。
朝崎さんとの出会いは6年くらい前に初めて奄美大島に行った時に
偶然手にした写真集『うたばうたゆん』についていたCDを聞いて
大ショックを受けて以来のおつきあいだ。
gonchichi.jpg
*楽屋でもギターを弾き続けていたゴンチチのおふたり
ゲストもそうそうたる顔ぶれで、ゴンチチさんを筆頭に、NHKの大河ドラマ
「篤姫」の音楽を担当し一躍注目された吉俣良さん、高橋全さん、それに
レギュラーサポートバンドの黒木千波留さん、川村亘平さん、徳原大和さん、
新原恭子さん、という豪華な顔ぶれ。そんななかに加えていただいただけで、
本当に光栄なことだと思う。
青山円形劇場の楽屋は小さく、男部屋1つ、女部屋1つという割り振り。
この顔ぶれがひとつの部屋にいるのだから、その賑やかなことといったらない。
初めて会った人達も多く、自己紹介をした頃はお互いおとなしくしているのだが、
慣れてくると楽屋話に花が咲く。
全さんが吉俣さんに飲まそうと、焼酎&ビールをご用意。残念なことに
吉俣さんは今日は車ということで飲めなかったのだが、飲んでるのと
変わりないくらいテンションが高く、僕も初対面だったのだが、昔から
知っているのではというくらい話が盛り上がった。
ビールをちびちび飲んでいるそのかたわらで、ゴンチチさんが延々
作曲&リハに励んでいる。その生ゴンチチをさかなにビールをちびちび。
いやぁ〜、贅沢なことですね。思わずリクエストしそうになった。
gon_asa.jpg
*ゴンチチと朝崎さんのリハーサル風景
そうこうしているうちに開演となり、出番が迫ってくるとちょっと
緊張してくる。その緊張をほぐすために(?)ビールをちびりちびり。
楽屋話が盛り上がり、ここには書けないような話で大笑いするたびに、
外の係りのひとに、会場に声がもれてます、としかられる。
それでも懲りずにアホ話で盛り上がる我らオッサンミュージシャン。
ゴンチチさんが見事なステージを終えると、その後は僕と高橋全さん
チームだ。朝崎さんが段取りを間違って、笑いをとってくれたので、
リラックスしてスタート出来た。
まずは奄美の夜の森だ。こわ〜いこわ〜いシーン。そこに朝崎さんが
ちょうちんをさげて再び会場に入る。ステージの周囲を歩きながら歌う。
奄美の夜の雰囲気のなかに全さんのリリカルなピアノが響き、そこに
朝崎さんの入魂の島唄。
夢がかなった。本当に夢がかなったと思った。
2曲目は僕の大好きな「今ぬ風雲節」。僕のCD「AMAMI」にも
収録されている曲だ。静かな波から徐々に大きな波へと変わるに
つれて、朝崎さんの歌声も力強く反応する。あぁ〜たまらん!
そしてアッという間に夢のステージは終わり楽屋へと戻る。
ふぅ〜〜!やったやった〜〜!!
楽屋にいた人達が、口々に素晴らしかったと誉めてくれた。
自分で言うのもなんだが、本当に素晴らしい出来だったと思う。
全さんのピアノも最高だった。この3人の共演は僕の夢だったので、
それがかなったことが何より嬉しかった。

*終演後、朝崎さん、全さん、吉俣さん、僕、そしてスタッフの皆さん

2008.08.28

いよいよやってきた、2008.08.28 !!
まるでごろ合わせのように「0」と「2」と「8」が並んでいるが、
これはまったくの偶然だ。
待ちに待った、NSOのファーストアルバム、『NSO』が発売になる日。
そして、フジテレビの朝の番組「ハピふる」に生出演する日。
今日は何かが起こるような気がしてワクワクしてしまう。

2008年 夏

kazenoiwa-01.jpg
今朝起きて、窓を開けると、涼しい風が入ってきた。
ええっ? うそだろ?
いつものように分厚く重たい熱い空気が入ってくるのを予想してた。
まるでなんの挨拶も無く夏が去っていったような気がして、
あわててネットで週間天気予報を見た。お〜、週明けからまた
暑くなるんだ。ここ数日だけの涼しさなのだ、というのが判って
ちょっとホッとした。夏が好きなのだ。
今年の夏は目が回るほどの忙しさだった。いや「だった」ではなく
まだまだ続きそうだ。これほどの忙しさを経験したのはいつ以来だろう。
まったく息つく暇も無いほどで、予定表は見る見る内にどんどん
埋まっていく。フリーで仕事をやっている身としては、ありがたい
ことなのだが、これほどの忙しさに慣れていないせいか、精神的に
追いつめられたような気がしてしまう。
これは山登りとおんなじだな、あんまり先のことを考えないで、
いっこいっここなしていこう。目の前にあることを確実に
やっていくしかないな、と思いながら夏を過ごしてきた。
そうしているうちに、暦の上ではもう秋だそうだ。
ええ〜〜〜〜!?
まだ、「夏」をやってないぞ! どこにも行ってない。
あ、宮崎には行ったけど、あれは仕事だ。しかも1泊だけだったし。
このまま僕の2008年の夏は終わってしまうんだろうか、、、、
実はそうじゃないんだね。夏の大イベントが残っているのだ。
だからここまでやってこられたのさぁ〜〜
9月1日から2週間、沖繩の伊是名島に行く。
1週目は録音ロケの下見、2週目は僕が白百合女子大で受け持って
いるクラスの合宿だ。2週間を越える「島」の滞在は久しぶりで、
しかも伊是名島は初めて行く島だ。今からなんだかワクワクしてしまう。
2008年夏のメインイベントだ。
8月もあと2週間。仕事は山積みで頭がおかしくなりそうだが、
あと一息の辛抱で、心も身体も南の島! よぉ〜〜〜し!もう一頑張り!

夜明けの森

夜明け前の森が好きだ。夜の森の独特の深さが少し和らぎ、
夜の宴が終わろうとしている淋しさと、朝を迎える喜びが
共存しているようなそんな時間が好きだ。
今日は明治神宮で午前5時の開門と同時に録音に行く。
これはあるテレビ局のドキュメンタリー番組の企画で、
都会の森、明治神宮にスポットをあてた内容で、
僕は朝の明治神宮の音を紹介する役目だ。
打ち合わせの時に、前日雨が降ったらいいですね、と言っていた。
それは雨上がりの森の朝は特別な美しさがあるからだ。
前夜8時半に就寝。午前1時半に起床。
あっ!雨だ!
注文通り、雨が降っている。あとはあがってくれさえすれば
最高に美しい森が録れる。気温の上昇も抑えられるので、
セミの声も少なくなるはず。そうすると、鳥の声がよく
聞こえるようになるはず。
開門まであと2時間。
そろそろ録音機材をそろえて、出かける準備をしよう。
  〜 ・ 〜 ・ 〜 ・ 〜 ・ 〜
*この番組の放送は来月あたりとのこと。
決まり次第、お知らせします。

綾町ライブ、無事終了!

昨日、綾町でのコンサートが無事に終了した。
東京以外の場所でライブをやるのは初めてということもあり、
始まる前はお客さんの反応がとっても心配で、楽屋で3人で
いるときに、もしウケなかったらどうしよう、
とか言い合っていたのだが、、、
皆さん、すごく一生懸命聞いて、楽しんで下さっている
雰囲気がステージにもしっかり伝わってきて本当に嬉しかった。
先日の丸ビルのとき同様、ハンカチで目頭を押さえる人も続出。
最前列にいた女性は号泣してくれてましたね。
綾町の皆様、本当にありがとうございました!!
おまけに、東国原知事もお見えになっていた。予定では公務の
スケジュールが詰まっているため、ご挨拶だけされて帰られると
聞いていたのだが、ライブが始まると最前列に座られて見て下さった。
ライブが後半に差しかかった頃、側近らしき人に即されて
退席されたが、本当に真剣なまなざしで、見て下さっていた
お姿がとても印象的でした。
というわけで、怒濤のライブ2連発も無事に終了!
綾町でのライブの模様は、フジテレビ「ハピふる」で放送
される予定です。
aya_live_01.jpg
*移動用バスを取り囲む尚之ファンの皆さん。
出待ちされたり、車を取り囲まれたりしたことなど
一度もないので、面白いから逆にバスの中から写真を撮った。(笑)

丸ビルライブ、無事終了!

丸ビルのイベントは大成功のうちに終わった。全さんも言うように、
おそらくいままでのNSOのライブの中で、ベストの出来栄えだったと思う。
技術的にとか、演奏の整合性というどうでもいい部分ではなく、
気持ちの問題として、最高の出来だったのだと思う。
そして、今日のイベントは多くの人に『立ち見』というNSO ライブとしては
とても似合わない状況のなかで聞いていただいたのだが、それでも数多くの
方達が泣いて下さっているのが、ステージからも見えた。
ほとんどの方が、「目を閉じて耳を澄ます」ということをしてくださって、
本当に素晴らしい一時を共に出来たと思う。
皆様、本当にありがとうございました!!
NSOは走ります!