Monthly Archive: 11月 2007

NSOライブ決定!

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12月10日(月)に、今年最後のNSO ライブが決定した。
場所はおなじみ、六本木ヒルズの52階にあるマドラウンジ。
今年の6月に満を持してスタートした、「The Nature Soound Orchestra」
もうすでに4回目のライブを迎えたわけですが、今までNSOを応援してくださった
ファンの皆様に素敵なプレゼントがあります。
会場でお配りするアンケート用紙にご記入いただいた方全員に、
NSOのミニCDをプレゼントいたします!
このCDは今までNSOのライブで演奏していた2曲を収録したもので、
仕上がりはスタッフ全員大満足の自信作!
どうぞこの機会をお見逃しなく!
  * * * * *
出演:The Nature Sound Orchestra
    高橋全(piano)藤井尚之(sax)ジョー奥田(nature sound)
日時:12月10日(月曜日)
   開場 20:00 開演トークライブ 21:00〜 ライブ:22:00〜23:00
場所:六本木ヒルズ52F マドラウンジ
料金:¥3500
   (展望フロア入場料¥1500、ミュージックチャージ ¥2500、ワンドリンク付)
   
*会場でのビデオ、写真撮影、及び録音はご遠慮下さい
*マドラウンジのサイトはこちら
*六本木ヒルズへのアクセス案内はこちら
  
   
   

『ウェブデザイナー大募集!!』

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求む!ウェブデザイナー & プランナー!!
『The Nature Sound Orchestra』(NSO)では、ウェブデザイナー &
プランナーを募集しています!!
 [ 条件 ]
1.『The Nature Sound Orchestra』のファンであること
2.ウェブのデザイン、プランニング、が出来ること
3.心の優しい人
4.突拍子もないことを思い付くのが得意な人
5.まわりから「あなた少し変わってるわね」とよく言われる人
6.仕事の早い人、フットワークの軽い人
実は、僕もNSOのメンバーの高橋さんもHTMLは書けるし、自分のサイトは
切り盛りしているのですが、NSOのサイトにまでは手が回らない状態なのと、
NSOに新しい血を導入して、そこからも刺激を受けたい!なんて思ってて、
そんなわけで、専任でやってくれる人を探しています。
かなり自由にやってもらってかまわないので、一般の企業サイトでは
絶対にやらせてもらえないような、実験的なことをやりたい人にはピッタリ!
NSOのスタッフとして、共に成長していける人を求めています。
自薦他薦を問わず! チームでの参加もアリ!
まずは、info@joeokuda.com までメール下さい。

AMAMIZM 2007


さてさて、イベントめじろ押しの12月。お知らせ第二弾でございます。
12月7日、8日の2日間、青山スパイラルにて、奄美大島をテーマにした
イベント『AMAMISM 2007』(アマミズム)が開催されます。
今まで奄美関連のイベントというと、必ず焼酎、シマ味噌などの物産が並べられ、
奄美島唄が歌われ、郷土舞踊が披露される、といったものが定番でしたが、
今回は今まで紹介されなかった奄美、スタイリッシュでアートな奄美大島を、
ご紹介しよう、という主旨で展開されます。
僕はこのイベントの音響空間デザインを担当していまして、富士通テンさんの
ご協力を得て『ECLIPS-TD712z』という超高解像度のスピーカーを8本使用して、
会場全体を奄美大島の自然の音と音楽で満たしてしまおうと思っております。
そして奄美大島にゆかりの深いアーティストがゲストとしてぞくぞく出演する
予定だそうです。
会期中は僕もほとんど会場にいる予定ですので、お越しの際はどうぞ
お気軽に声をかけてください。

*「青山スパイラル」へのアクセスはこちら
*富士通テン『ECLIPS-TD712z』のオフィシャルサイトはこちら

反骨ロック講座

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*それにしても、これ↑すげーインパクトのある告知ですなあ、、、
地元代々木のホームグラウンド、ロックカフェ『マイバックページス』で、
『反骨ロック講座』と銘打ったイベントに出演する。お相手は音楽評論家の
増渕英紀さんで、彼の底なしの音楽ストックの中から、超々レアものの音源を
聞いていただきつつ、対談するというイベントだ。増渕さんとのイベントは
これが第二回目なのだが、前回は「ちょうどFMのラジオ番組を聞いている
いるようでとても面白かった」とのお言葉をいただいている。
きっと今回もゆるゆるのラジオ番組、といった感じで進行していくはず。
僕は普段は自然の音や環境といったネタでのトークがほとんどなのだが、
このイベントでは、音楽、ロック、といった話題でのトークなので、
いつもは聞けない秘蔵のおしゃべりネタも飛び出すかも。(笑)
そんなわけで、黒糖焼酎を片手にゆる〜い感じでやらせてもらいます。
もしお時間のある方は、是非遊びに来てください。一緒に飲みましょう!
それにしても、11月後半から12月にかけては、ライブやイベントが
めじろ押し!先にお知らせした国際放送機器展に続き、このロック講座、
そして・・・・追って正式にお知らせしますが・・・・
12月7、8日は青山スパイラルにて奄美大島をテーマにしたイベント『AMAMISM』、
12月10日には六本木マドラウンジにて、今年最後のNSO(ネイチャーサウンド
オーケストラ)のライブと続きます。
全部来て下さった方には、、、、なんかプレゼント考えておきます。(^_^)
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*代々木・マイバックページスのオフィシャルサイトはこちら

国際放送機器展

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明日11月20日から3日間、幕張メッセで、国際放送機器展(Inter BEE)が始まる。
この放送機器展というのは、オフィシャルサイトの説明を引用すると・・・
『 国際放送機器展(Inter BEE)は、音と映像と通信のプロフェッショナル展として、
国内外のトップレベルの放送機器、映像機器、音響機器、周辺アプリケーションや
ソリューションが一堂に会する国際展示会です。』
とのことだ。
僕は最終日の22日(木)に、コルグのブースでトークライブをやることになっている。
時間は、12:30〜13:00、14:45〜15:15 の2回。
もしお越しの際は、是非のぞいてみてください。
オフィシャルサイトを見てみると、僕の想像をはるかに越えた、でかいイベント
のようで、今からちょっぴりワクワクしている。
各メーカーから新製品なんかも山のように展示されるだろうし、きっと欲しいもの
続出の気配。
あぁ〜〜薄い財布がさらに薄くなる〜〜 (>_<) *国際放送機器展のオフィシャルサイトはこちら
*コルグ社の展示イベント情報はこちら

録音会レポート

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先日開かれた、コルグMRシリーズのユーザーグループである『MR倶楽部』の
主催による録音会の模様が、コルグのオフィシャルサイトにアップされた。
自分がフィールドレコーディングを始めた頃に感じていたのだが、この分野の
ノウハウの情報が、未だにほとんど無いというのはマズイなあ、、、
と思っていたので、こういう集いは自分自身にとってもとても勉強になるものだった。
今後も積極的にこういった集まりに参加していきたいと思っている。
録音に興味のある方も無い方も(笑) 一度のぞいて見て下さい。
写真だけでなく、ムービーもアップされていますよ。
*録音会のレポートはこちら

1通の手紙

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数日前、1通の手紙を受け取った。差し出し人を見てみると、それは今月初めに
講演に行った『天竜林業高校』の生徒会とあった。早速封を切ってみると、
直筆の手紙が2枚、1枚は「生徒会一同」から、そしてもう1枚は
「生徒会顧問」の先生からの、お礼の手紙だった。
今まで数々のトークライブや講演を行なってきたが、直筆のお礼状を
もらったのは初めてのことで、非常に新鮮な嬉しさに包まれ、心がほわ〜んと
暖かくなった。もちろん、ほとんどの講演の後はお礼のEメールを頂くのが
常で、自分も普通にEメールでお礼の返事を書いて送っていたが、こうやって
直筆の手紙をもらうのは嬉しいことだと改めて感じた。
この高校に最初に行って驚いたことに、廊下ですれ違う生徒全員が、
「こんにちわ」と挨拶してくれることは、このブログにも書いた通りだ。
僕は講演が始まる前に、担当の先生との打ち合わせのときに、この驚きと
新鮮な印象を話し、どうしてなのかを尋ねた。
先生は、それは本校の基本精神であり、すべては挨拶から始まるので、
お互い常に挨拶をするよう指導している、とのことだった。
そういう学校だから、お礼の気持ちはEメールではなく、直筆の手紙で、
ということなのだなと納得できる。
東京に居ると、知らない人同士が挨拶を交わすことなど、本当に稀なことで、
自分自身がそれに慣れきっていた。そんなときにこういう温かいふれあいを
感じると、本当に嬉しくなってしまう。
静岡県立天竜林業高等学校の皆さん、本当にありがとう。
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*天竜林業高校のある天竜二股駅。のどかだなぁ〜〜

ICレコーダーが熱い!


今、ICレコーダーが熱い!すでにご存知の方も多いと思うが、ICレコーダーとは
ビジネスマンが会議等を録音したりするために作られた超小型のレコーダーのことだ。
常に持ち歩けるように、シャツのポケットに入れても邪魔にならないくらいのサイズ
であり、また録音時間の長さが優先されるため、
「ああ、ICレコーダー?音はイマイチだけど小さくて軽いやつのことね」
などと軽く考えていた。
ところが・・・・!
近年のすさまじいデジタルオーディオ技術の進歩のおかげで、この常識がくつがえり
つつあることに、僕は気がついていなかった。マイミクでもある友人のブログを
読んで興味を持ちいろいろと調べてみると、実は音楽録音用のレコーダーと同等、
またはそれに迫るほどの音質を持ったICレコーダーが登場していることを
初めて知った。
ここでも時々取り上げているように、昨今各メーカーから高音質、高機能のポータブル
デジタルレコーダーが、ぞくぞくと発表されているその陰に隠れて・・・と言っても
僕が知らなかっただけなのだが・・・ICレコーダーがエライことになっているのだ。
新しいもの好きの僕としては、これは早速チェックせねば気がすまぬ!
メーカーのご好意で最新の2機種をお借りしてチェックしてみた。
まず手にとっての印象はどちらも「ち〜〜っちゃ〜〜〜い!」
まずその小ささにまずびっくりした。
このソニーのSXー77というモデルは音質重視型で、もうひとつの
UX−70よりも少し長めでがっしりした作りで、その分高機能のようだ。
一方、最新機種のUX−70はiPod nano を彷彿させる可愛らしいデザインだなと
思っていたら、デザインだけではなく、この機種の録音フォーマットはMP3とのこと。
本体の下のカバーを抜くとUSB端子が付いていて、そのままパソコンに差して
ファイルを簡単にやりとり出来るようになっている。
そして、両方機種ともパソコンから転送したMP3ファイルの再生が出来る。
ということは・・・言い方を変えると、両方とも録音機能付きのMP3プレーヤーと
しても使えるじゃないか!
速攻で明治神宮に行き、神宮の森を試し録り。その後代々木の駅前に行き、雑踏を
録ってみた。ヘッドフォンで聞いてみると、あらま! すんげーいい音じゃないか!
このサイズからは考えられないほどの音質で、しかも内蔵マイクでお手軽に録音
出来てしまう。パソコンから音楽のMP3ファイルを転送して聞いてみたら、
も〜ご機嫌に良い音で音楽も聞けた。
う〜〜んヤバイ!こんな楽しいおもちゃ・・・あ、失礼!おもちゃというには
あまりにスゴ過ぎるのだが・・・こ〜んな面白いものがあったなんて!
目からウロコが2、3枚まとめてポロリところげ落ちた。
*写真左の[SONY ICD-SX77]のオフィシャルサイトはこちら
*写真右の[SONY ICD-UX-80]のオフィシャルサイトはこちら

天竜林業高校

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先週、静岡県にある天竜林業高校に招かれて講演に行ってきた。文化祭のイベントの
特別講義ということで、全校生徒と父兄関係者合わせて500人ほどの前でおしゃべり
してきた。高校生の前で話をするのは初めての経験で、お話をいただいたときは
正直ちょっぴり緊張してしまった。
講演日の前日にこだま号で掛川へ。そこから在来線で45分。さらにタクシーで
10分という行程だ。とほほ。。。
まず驚いたことは、廊下ですれ違う学生達が、みな「こんにちわ」と挨拶をすること。
あたりまえのことと言えばあたりまえのことなのだだ、それすら経験したことのない
東京の生活者にとっては、本当に新鮮で嬉しかった。
打ち合わせを終えた後、地元の友人に連絡。浜松に住む大学時代の友人と会う約束を
していた。卒業以来なので、27年ぶりだ。本当に懐かしく楽しい時間をすごし、
早めにホテルに戻って翌日にそなえる。
朝6時起床。7時にホテルを出発。8時過ぎに学校に入る。
時間前にお呼びがかかり、会場の体育館へ。もうすでに学生達がぎっしり座っている。
お〜〜!すげ〜〜! いっぱいいるなぁ〜〜、、、とやや緊張。
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話し始めると、気分も楽になりいつものペースで進めていく。みんな意外とちゃんと
聞いてくれていて、話しやすかった。本当はもっと学生達と直接話したりのコミュニ
ケーションの時間を持ちたかったのだが、帰りの電車がフィックスされていたので、
あたふたと帰り支度をすませ、タクシーに乗り込む。
録音機材だのコンピュータだのを手持ちで持っていったので、東京駅に着いたときは
さすがにグッタリ。最後の気力を振り絞って山手線に乗り込み、家にたどり着いた。
身体は心底疲れたのだが、若い人達と少しでも触れ合うことができたのが嬉しかった。
シャワーをあびて、缶ビールをぷっしゅぅ〜〜〜。はぁ〜〜〜〜〜

PCM-D50発表!


また新しいモノ好きの心をくすぐる製品が発表された。ソニーのPCM-D50。
昨年秋に発表されたPCM-D1の弟バージョンだ。D1の最大の特徴として話題になった
アナログVUメーターがはずされ、その分小さくなった。しかしレコーダー部の
スペックはほぼ同様とのこと。しかも価格はD1の1/3くらい。これはかなりコスト
パフォーマンスの高い製品かも。
実際に手に取ってみると、ずっしりと手ごたえがある。重いというより、このずっしり
感が信頼感につながるような手ごたえである。取説を読まずに使い始めてみるが、
すべての操作が直感的にさくさくと出来る。基本は兄貴分のPCM-D1とほとんど
同じなのだが、いくつか付け加えられている個所がある。
裏面に付けられたローカットフィルターのスイッチと、リミッターのスイッチ。
これはD1ではメニュー操作で設定していたのだが、それがスイッチとして
外に出ているので、メニューに入ることなく操作出来る。このように頻繁に
切り替える機能が、スイッチとして出ているととても操作が楽なのは、
実際に使ってみると良く分かる。
早速、明治神宮に試し録りに行ってみた。D1に装備されていたマイクが
XY方式の固定だったのに対し、このD50のマイクは可動式だ。通常はXY方式の
角度に設定されているが、左右120度まで開くことが出来る。これによって、
単体の楽器を録るときのように、前方のものを確実に捕らえたいときはXY、
フィールド録音のように、臨場感やステレオ感を重視したいときは左右に開く、
というように、用途によってセッティングを変えられるのが嬉しい。
というわけで、明治神宮の森の音をマイクを120度に開いたセッティングで
録ってみた。録った音を聞いてみると、見事なステレオ感が再現された。
低域はまあるく柔らかく押さえ気味ではあるが、通常の使用の場合こういう
キャラクターの方が使いやすいと思うことがよくある。僕が普段使っている
ノイマンのバイノーラルマイクは、低域がえ!っと思うくらい伸びているので、
明治神宮のような外の街のノイズが漏れ聞こえる場所では、ゴーっという
低域ノイズをむやみに拾ってしまい、困ることがよくある。
アクセサリーとして、レザーケース、ウィンドスクリーン、スタンド、
リモコンが別売りとして用意されているので、自分に必要なものを
買えば良い。このなかで特に気に入っているのがリモコンだ。
離れた位置にセットして、録りたいときに手元のリモコンで操作出来るのは
とても便利だと思う。自分の演奏を自分で録音する場合には絶対に便利だし、
他にもいろんな楽しい使い方が考えられそうだ。
それにしても、各メーカーから魅力的なコンパクトレコーダーが
ぞくぞくと発表されるものである。選ぶ方としてはどれにしようか
迷ってしまうくらい多くの機種が出回っている。
なんだかにわかに録音の世界が賑わっているようで、嬉しくなってしまう。
*PCM-D50のプレスリリースはこちら
*PCM-D50の商品サイトはこちら