Monthly Archive: 1月 2008

白百合女子大学

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今年の4月から白百合女子大学で非常勤講師を勤めることが
正式に決まった。
今まで大学や高校などで講演をしたことは何度かあるが、
1年を通して授業を受け持つのは初めてのことなので、
やや緊張気味ではあるが、打ち合わせを重ねるうちに、
かなりはっきりとイメージが出来てきたので、本当に
ワクワクしている。
僕が受け持つクラスはふたつあり、ひとつは「モノ作り」を
教えるクラスだ。これはなんでもいいから製品を作ることを
体験してもらうクラスで、プロジェクトを立ち上げるところ
からスタートし、最終的に売り物になりうるモノをつくる
プロセスを学ぶわけだ。これは実社会にでたときに、どんな
業種に入ったとしても、仕事のプロセスの基本はそれほど
変わらないわけで、そういう流れを実際に体験してもらう
というわけだ。
もうひとつのクラスは「音」を体験してもらうクラスで、
「音」という切り口から、自然、地球、環境などを考える
というのが基本だ。実際に自然の中での録音も体験し、
それを持ち帰り作品を作ってもらおうと思っている。
これは自分が今やっていることと同じことなので、
学生の中から僕の後継者が出てきてくれたらいいな、、
なんて思っている。
そんなわけで、またひとつ新しい体験が始まる年となった。
*白百合女子大学のオフィシャルサイトはこちら
[追記]
昨日、打ち合わせの後に、初めて学食でランチを食べた。
ちょうど一番混む時間帯だったので、食堂内は学生でギッチリ!
あの光景はなんと表現してよいのか判らないくらい、未知の
世界だった。これって、だんだん慣れちゃうのかな? (^^;)
[追記2]
ちなみに、各クラスの正式名称は、
「モノ作り」と表現した方が、「アトリエ・リス・ブラン・ワークショップ」、
「音」を学ぶ方が、「メディアスキル・フィールド・ワークショップ」です。

「はなまるマーケット」

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なんと今朝のTBS番組『はなまるマーケット』で、
「ネイチャーサウンドオーケストラ」の楽曲『Our Song』が紹介された。
朝、友人から電話があり、
「藤井フミヤさんと尚之さんがゲストで出てるよ」
と教えてくれたので見ていたら、司会の薬丸さんが
「最近の尚之さん個人の活動は?」
と聞かれ、尚ちゃんが
「今、自然音とのコラボで『ネイチャーサウンドオーケストラ』
というユニットをやってまして、、、、」
と答え、テロップ入りで曲のさわりが流された。
岡江久美子さんが
「うわ〜、素敵ですね〜!」
と言ってくれた。
まさかNSOの話が出るとは思っていなかったので、
なんだかとっても嬉しかった。
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PS: 今、「はなまるマーケット」のサイトの掲示板を見たら、
NSOに関する問い合わせのや感想の書き込みが6件も入って
ましたよ!
*「はなまるマーケット」の掲示板はこちら

高砂淳二さんに会った!

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今日、写真家の高砂淳二さんと会った。
高砂さんとは2年以上前に、ジェマティカレコーズの社長に紹介されて
一緒に食事をしたことがあった。高砂さんは世界中の自然の写真を多く
撮っておられて、特に海の中の写真は息を飲むほど美しい。
その後テレビや雑誌でお名前を見るたびに、
「あぁ、いつか高砂さんと一緒に仕事ができたらなあ、、、」
と思っていた。
そうしたら、僕のブログの「おそうじ効果」に書いたように、お正月明け
早々に高砂さんからメールが来た。早速会いましょう、ということで
今日、プロデューサーの安倍さんと一緒に、わざわざ僕の仕事場まで
来て下さった。
それから延々3時間もしゃべり続け、それでも時の流れが止まっているかの
ように、次から次へと話をした。お互い自然を相手にする仕事なので、
共通点は多く、そんな話を延々とした。高砂さんが名嘉睦稔さんと
面識があることを知り驚いた。友人の山村レイコさんの本の写真を
撮っておられること、ハワイ島に住むヒーラー、アカを良く知っている
ということにも驚いた。きっとまだまだ共通の知り合いが
山のようにいそうだ。そういう繋がりがあったことを知ると本当に
嬉しくなってしまう。
楽しい時間はあっという間に経ってしまう。高砂さんが次の予定がある
とのことで、お礼を言って送り出したのだが、もしそれが無ければ、
まだまだ延々お話していただろう。
そんなわけで、今年の7月に憧れの高砂淳二さんと一緒に、
あるプロジェクトに参加させていただくことになった。
またひとつ夢がかなった本当に嬉しい一日だった。
*高砂淳二さんのオフィシャルサイトはこちら

『PD-606』


PD-606がやってきた。
これはフォステックス社製の完全プロ仕様のレコーダーだ。なぜ家にこの
レコーダーがやって来たかと言うと、新年早々ありがたいことに、業界誌
としては最大の発行部数を誇る『サウンド&レコーディング・マガジン』
から、このPD-606のレビューの原稿を依頼されたからなのだ。
通称『サンレコ・マガジン』と呼ばれるこの雑誌は、昔から愛読していたので、
なんだか嬉しい。
僕はこのPD-606の前のモデルであるPD-6を借りて使っていた頃があったのだが、
その後コンパクトなFR-2が発売されたので、そちらに乗り換えた。それ以来
ずっとFR-2を使っていたので、久しぶりに対面したこの完全プロ仕様のマシンの
イカツイ面構えに少々圧倒された。
う〜〜ん、、、さすがプロ仕様!パネル面を見ただけで、このマシンに
込められた制作者の意気込みが感じられる。本当に微に入り細に入り、
細かい配慮がなされていて、ほほ〜〜〜!ふぅ〜〜〜ん!と感心するばかり。
こうやっていじくりまわしていると、つい欲しくなっちゃったりするのだが、
お値段は税込みで、¥144,9000!! ひえ〜〜〜〜!
このレコーダー、6モノラルトラック+ステレオトラック、合計8トラック
同時録音出来る他、タイムコードとのシンクも出来る。いわゆる映像ロケの
現場で使用されることを前提に作られたものなので、僕のような使い方を
する人にとっては、ややオーバースペックなのだ。しかもやや重い。
これをかついで山を歩くのはちとキツイぞい。
それにしても、、、
完全にプロの使用だけを考えて作られたマシンというのは、ホントに見ていて
気持ちが良い。いやぁ〜〜、参りました!!(やっぱりちょっと欲しい)(笑)
*フォステックスPD606のオフィシャルサイトはこちら
*サウンド&レコーディング・マガジンのサイトはこちら

おそうじ効果


『おそうじ効果』というのをご存知だろうか?
名前は自分で勝手につけたのだが、要するに掃除をすると運気が上がる、
ということである。これは数年前に私の友人から教えてもらったことで、
特にトイレ、玄関、台所などが効果があるそうだ。
実際、数年前にトイレをピッカピカに掃除したところ、その日の午後に
NHKから出演依頼がきたり、何度か同じようなことを経験しているので、
理屈はともかく、その効果はあるようだ。
そんなわけで、今日は年末から気になっていた台所を掃除した。
レンジのパーツもすべてはずし、洗剤をまぜた熱湯に1時間ひたし、
ワイアープラシでごしごしこすってビカビカにした。
壁のタイルも固いスポンジに洗剤をひたしごしごし磨き、その後
熱いお湯で絞ったタオルで丁寧にふき取った。
調理器具をぶらさげているネットも全部パーツをはずして、ごしごし
洗った。レンジまわりもシンクの中もファンの中も外も、テッテー的に
綺麗にした。
ふぅ〜〜、疲れた〜〜! でも、気持ちいい〜〜!!
さあなんかイイことあるかなぁ〜〜と思いつつ、コーヒーを入れて
一息いれて、メールチェック。
ひえ〜〜〜〜〜!!
なぁ〜〜〜んと !!
いつか一緒にお仕事が出来ればと思い描いていた、あこがれの写真家の
方から、仕事のオファーのメールが入っていた!! わお〜〜〜!!
この方は2年ほど前に、ジェマティカレコーズの社長の高橋さんに
紹介していただき、一緒にご飯を食べたことがあるのだが、それっきり
会うこともなく、テレビや雑誌でお名前を見るたびに、いつか
一緒に何かやりたいなぁ〜〜って思っていた人だ。
こいつぁ〜春から縁起がいいぜぇ〜〜!!
*詳しいことは、決定したときにお知らせします。

新年のご挨拶

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皆様、新年明けましておめでとうございます。
昨年は皆様の大いなるご支援のお陰をもちまして、大きな一歩を踏み出す
ことが出来ました。
『The Nature Sound Orchestra』
これは私が長年思い描いてきました構想でしたが、それを現実のものと
出来たことは何よりの喜びでした。それを可能にしてくれたのも多くの
方達にご賛同いただき、支援していただき、そうして背中を押してくださった
おかげで、ようやく産声をあげることが出来ました。
今年はこの生まれたばかりの赤ん坊を、丁寧に育て上げようと思って
おりますので、どうか昨年同様ご支援のほど宜しくお願い致します。
また、私自身の個人活動の幅も大きく広げていこうと思っています。
いろんな分野の方との交流の中で、『自然音』の持つ大きなパワーを
活用し、多くの方のお役に立てるよう心をこめて努力していこうと
思っています。
皆様のお幸せを祈りつつ、新年のご挨拶申し上げます。
2008年元旦
ジョー奥田
PS:ちょっと堅めでしたね。 (^-^ゞ