Monthly Archive: 4月 2009

DVD 近日発売!!


僕と自然写真家の高砂淳二さんのコラボDVDが5月20日に発売される。
僕が高砂さんと出会ったのは4年ほど前の東京。僕が東京を拠点に
活動を始めたばかりの頃だった。その後いろんなところで高砂さんの
名前を見る度に、いつか一緒に仕事出来ればいいのになぁ〜と思っていたのが
ようやく実現した。
このプロジェクトは、昨年、高砂さんの写真展会場の音の演出を準備して
いる頃に話が持ち上がった。その後、打ち合わせを重ね、デモをいくつか
制作し、一年かかってゆっくりと進めてきたのがやっと作品となった。
タイトルは『Touch the Wind』(タッチ・ザ・ウィンド)。
高砂さんの息を飲む様な美しい写真と、僕が録ったバイノーラルの
自然音がたまらなく心地良い。CDの音質を越える、48khz-24bitの
ステレオ。そして5.1サラウンドモードも用意しているので、
とんでもなく臨場感にあふれたサウンドを楽しんでいただけるはずだ。
音の最終チェックも終わり、ジャケット、ブックレットの色校正も
いよいよ最終段階に入り、後は製品が出来上がってくるのを待つばかり。
デザイナーの宮坂淳さんの素晴らしいデザインと高砂さんの美しい写真の
おかげで、手に取ると思わず欲しくなってしまうようなパッケージだ。
近々に取り扱い店の情報も入るので、お知らせいたします。
この夏、お家で楽しめる島の旅を!!

スターが誕生する瞬間

susanboyle.jpg
昨日のミクシイのニュースにYouTube がスターを生んだという
内容の記事を見た。それはイギリスに住むへんなおばさんが
歌う映像が500万アクセスを越えたというニュースだった。
その時はそれほど興味を持つこともなく、やりすごしていたのだが、
今朝、僕の友人のクラリネット奏者、田中正敏さんがご自身のブログで
この女性のことを書かれていて、YouTubeのリンクも張ってあったので
暇つぶしに見ることにした。
場面はイギリスのタレントショー。会場は何千人ものオーディエンスで
埋まり、最前列に審査員3名の席が作られている。
バックステージには緊張しまくる出演者がぎっしり。
その中のひとりが、この映像の主役、スーザン・ボイル(Susan Boyle)だ。
もじゃもじゃ頭にゲジゲジまゆげ。そして二重あご。服もこれ以上ないほど
やぼったく、その話しぶりも田舎のおばさんまるだしだった。
そしていよいよ彼女がステージに上がる。その瞬間に会場から沸き上がる
失笑の嵐。まず審査員がインタビューする。
「名前は?」
「スーザン・ボイルです。」
「年は?」
「47才です。」(失笑)
「あなたの夢は?」
「アラン・ペイジのような、プロのシンガーになることです。」
ここで、審査員も会場も大失笑。
女性ひとりを含む3人の審査員は完全にスーザンのことを小バカに
していた。
そして、「ではどうぞ、、、くっくっく」といった感じで歌が始まる。
歌が始まった瞬間! それはまさにスターが誕生する瞬間だった!
会場は驚愕の歓声のうず。審査員は開いた口が閉まらない。
即座に、会場を埋め尽くす観衆全員が立ち上がり、称賛の拍手が
なりやまない。スーザンは見事に歌い終わり、大歓声と万雷の拍手の中
すたすたとステージを去ろうとする。
審査員に呼び止められ、ステージ中央へ。
まずひとりの男性審査員が
「わたしはこの番組の審査員を初めて以来、これほどのショックと
驚きを感じたことはありません。本当に本当に素晴らしかったですよ」
中央の女性審査員は、
「あなたがステージ現れた時、私たちも会場のみなさんも
全員あなたのことを小バカにし、皮肉っぽい態度をとっていました。
だけど、歌が始まった瞬間、そのすべてが吹き飛び、身体が震えるほどの
感動が襲ってきました。本当に素晴らしかったです。」
3人目の男性審査員。
「私はあなたがステージ上がった瞬間から、あなたの素晴らしさを見抜いていました。」
会場は大爆笑。もちろん、ジョークだ。
最初、彼が一番小バカにした態度をとっていた。
そして、満場一致で、番組始まって以来の最高得点がスーザンに与えられ、
彼女は満面の笑みを浮かべ、キスを投げ、ステージを降りる。
そして楽屋で込み上げる思いを押さえ切れず、涙ぐむスーザン。
鳥肌がたった。涙が止まらなかった。
本当に衝撃的な映像だった。
*スーザン・ボイルの映像はこちら
*産経エクスプレスの記事はこちら
*田中正敏さんのブログはこちら

東京FM

来週土曜日、僕のインタビューが東京FMでオンエアされます。
東芝提供の「GIFT FROM THE WORLD」という番組で、
俳優の緒形拳さんの息子さん、緒形直人さんがメインキャスターを
されています。
番組の中では、奄美大島に焦点をあてたインタビューで、
僕の奄美に対する思いや、奄美との関わりなどを話します。
また、もうひとつの聞きどころは、ネイチャーサウンドミックス。
以前、J-Wave で中孝介さんの楽曲をネイチャーサウンドミックス
しましたが、今回は、元ちとせさんの楽曲、「ひかるかいがら」を
彼女の故郷、奄美大島の嘉徳で収録した波の音とミックスします。
お時間のある方は、是非聞いてみてください。
*TOKYO FM「GIFT FROM THE WORLD」
*放送日時:4月25日(土曜日)18:30〜19:00

『アイモコ』

papaiya.jpg_<) いや、ちょっと待て。製品としてプレスしたCDは売り切れて いたとしても、音源はあるはず。 それをCD-R に焼いてもらうことは出来るのでは、、、、 そのお願いをメールで伝えた。するとまたすぐに返事がきた。 「そこまで興味を持ってくださってありがとうございます。 手元にCD-Rで焼いたサンプル盤が少し残っていますので、 それをお送りします。お金は結構です。」 やった〜!! でも、お金は、、、、どうしよう? CDをいただくのだから、CDでお返ししよう。 すぐに住所を調べて、手紙を書き、郵便局に行って 「NSO」のCDを送った。 そして待つこと数日。。。。来た!!CDが来た!! 手書きのメッセージが添えられたCDが届いた。 aimoko_s.jpg
パパイヤの汁が傷にしみる〜〜
草刈り機のエンジンがかからない〜〜
うぅ〜〜たまらん!!
すぐにお礼と感想のメールを送った。
そして「NSO」のCDのお礼のメールがきた。
音楽を通じて、遠くにいる人達とつながることが出来るのって
本当に嬉しいことだと思った。
パパイヤの〜汁が〜きず〜に〜しみ〜る〜〜♪
*このご夫婦のユニット『アイモコ』のサイトはこちら

日経おとなのOFF

OtonanoOFF.jpg
明日発売の雑誌、『日経おとなのOFF』5月号に僕の記事が掲載されます。
内容は、僕が録音ロケを通して体験した奄美大島をご紹介するもの。
景色だけではなく、自然の『音』という視点から、僕が大好きな
録音スポットを巡る旅を取材してもらった。
CD「AMAMI」のジャケットにも使わせていただいた、奄美の写真家、
西田テル子さんの写真もフューチャーされている。
雑誌全体もとっても内容の濃く、まさに「おとなの雑誌」という
感じでなので、機会があれば手にしてみて下さい。
*「日経おとなのOFF」のサイトはこちら

『地球をめぐる旅の始まり』


日立市にあるプラネタリウム「天球劇場」で、NSOの音楽を
フューチャーした番組、『地球をめぐる旅の始まり』の上映が始まった。
上映期間:4月1日〜6月28日(予定)
上映日:日曜・祝日16時30分
都内からだとちょっと遠いけど、ご近所の方は是非のぞきに
行ってみて下さい。
僕らも今月、こっそり見に行こうかと思っています。
*詳細はこちらから

『おこもり』完了

sakura.jpg
やっと4月になった。
3月はず〜っとおこもり月間ということで、代々木の仕事部屋で
コンピュータのモニターとずっとにらめっこしながら制作作業を
続けていたのだが、それもやぁ〜〜〜っと完了!! イェ〜〜イ!!
始めた頃は、こんなにいっぱい仕事かかえちゃって、ホントに
終わるのかと不安でいっぱいだったが、なんとか無事に終われて
ホント良かったと思う。
さてさて4月はどうゆうわけかスポンと時間が空いてしまった。
5月以降はまた忙しくなりそうなので、まあその準備期間という
ことなのだろう。今年は今までやりたいとずっと思っていたことが
いっこいっこ実現していく年になりそうだ。
そんなわけで、皆さんにも一緒に楽しんでいただけるイベントが
いっぱいありそうなので、どうかお楽しみに!
とりあえず、「おこもり」完了です!!ヽ(^o^)ノ