Yearly Archive: 2007

ライブ@マドラウンジ

nso_logo_01.jpg
先日お伝えした『The Nature Sound Orchestra』の記念すべき第1回目の
ライブの詳細が決まりましたので、お知らせします。
  *  *  *  *  *  *  *  *
出演:『The Nature Sound Orchestra』
   ■ member.:ジョー奥田(nature sound)、高橋全(p、key)、藤井尚之(sax)
日時:6月7日
場所:六本木ヒルズ52F 『マドラウンジ』http://www.ma-do.jp
開場:20:00
開演:1st / 21:00、2nd / 22:30
入場料:展望フロアーへの入館料、¥1500 + ミュージックチャージ¥1000
尚、森タワー3F、美術館・展望台ロビーにマドラウンジ専用の
受け付けカウンターが設置されています。
このプロジェクトは今後、僕の東京での活動の核としていこうと気合いを
入れてスタートさせたものですので、皆様お誘い合わせの上、お越し
いただければと思います。
*高橋全さんのオフィシャルサイトはこちら  
*藤井尚之さんのオフィシャルサイトはこちら 

新プロジェクト始動!


いよいよ新しいプロジェクトがスタートする。
名付けて『The Nature Sound Orchestra』。
(ネイチャーサウンドオーケストラ)
自然音と音楽のコラボレーションを、今までよりもう一歩深め、
映像や照明などもフルに活用して、心とろけるような時間と空間を
楽しんでいただこうというコンセプトだ。
メンバーは、朝崎郁恵さんのプロデュース等で名高い、ピアノの
高橋全さん。僕と高橋全さんは今までもコラボしていて、非常に
レベルの高いコラボが出来る組み合わせだと自負している。
いつも会うと「いつかなにか一緒にやりたいよね」と言い続け、
お互い心の中で暖めていたアイデアがいよいよ実現することとなった。
そしてもうひとり。皆さん、特に僕を知る人にとっては、
きっと『えっ!!』っと驚かれるであろう意外な人、サックスの
藤井尚之さんが加わる。
彼は元チェッカーズのメンバーであり、藤井フミヤさんの弟さんとしても
良く知られているが、彼のサックスプレーヤーとしての側面は意外とまだ
知られていない。彼の人柄がそのまま現われた、ピュアで透明感に
あふれたプレースタイルは、自然の音に見事に溶け込むことだろう。
尚之さんと僕はロスでの彼のソロアルバムのレコーディング以来の
付き合いで、年に何回かは一緒に飲む関係だったのだが、それが
こういう形で一緒にユニットを組むことになるなんて、本当に面白い
巡り合わせだと思う。高橋さんと、このユニットのことを相談している頃、
尚之さんから連絡をもらい、自然音とのコラボがやりたいのだがと
相談され、おお! じゃ一緒にやるか! ということで話は決まった。
そしてこのユニットは我々3人を基本に、他のミュージシャン、
アーティスト、等々、各方面のいろんな方をゲストとして招いて
参加してもらい、この「オーケストラ」の輪を大きく広げて
いきたいと思っている。
そんなわけで、この『The Nature Sound Orchestra』の船出を祝う
お披露目ライブを、6月7日、六本木ヒルズ52階にある
『マドラウンジ』で開くことになった。
ライブの詳細等は追ってここでお知らせします。
ご興味のある方も無い方も(笑)、是非お越し下さい。

I’m Back !!

昨夜、東京に戻ってきた。11時間のフライトの後、また1時間以上バスに
ゆられてようやく都心にたどり着いた。また東京に来た、という思いと
帰ってきた、という思いが交錯した不思議な感覚が沸き上がってくる。
自分にとっての居場所はいったいどこなのだろう・・・
荷物を解き、一息ついてすぐに代々木の街に出かける。行きつけの
マイバックページスにただいまを言いに行くと、友人で音楽評論家の
増渕英紀さんがいて、ひとしきり盛り上がる。
こうやって「おっ!おかえり」と言ってくれる人達がいることは本当に
幸せなことだと思う。
さあ、これから今年後半、いよいよ面白いことがおきそうな予感がする。

ジョースペ5 !

joespe_5.jpg
いよいよ明日東京に向けて出発する。
そんなおり、またまた出ましたジョースペ5!
今回はかなり録音関係の話を中心に話題は展開していく。
バックには僕が Korg MR-1 と、OKM II で録った自宅の裏庭の風景を
聞いていただきつつ、番組ホストであるTINGARA のイシジマヒデオ氏と
録音談義に花を咲かせておりまする。
それにしても最近の『生録業界』というか『フィールドレコーディング界』
というか、、、そのあたりがにわかに盛り上がってきたように思う。
『自分で録音したものを自分で聴くのは面白い』
このことを多くの人に知ってもらえると嬉しい。
『録音する』ということは老若男女、年齢にかかわらず出来ることだ。
この面白さは、一度体験すると、きっと判ってもらえると思うのだが・・・・
*『radio TINGARA』JOE OKUDA SPECIAL vol.5のサイトはこちら

旅のお供


今回の旅のお供をご紹介。コルグの1bit レコーダーMR-1。これに外付けの
インナーイヤー型のバイノーラルマイク、OKM II 。これでかなり軽量で
コンパクトなシステムでバイノーラル録音出来るわけだ。
このOKM II、以前に試したときはSN があまり良い印象がなく、そのまま
お蔵入りになっていたのだが、MR-1 用のマイクとしてもう1度試してみようと
思い、引っ張り出してきてみた。SN の問題は、ずっと供給電源のボルテージの
不一致ではないかと疑っていたので、今回は純正の電源アダプターを試してみた。
するとなんとなんと、、、結構使えるじゃないですか!
手元にある他のステレオミニマイクと比べてみても、断トツにレンジが広い。
レコーダーにぷちゅっとさすだけで使えるミニステレオマイクは、値段の
問題もあって、かなりレンジも狭く、シャリシャリした音のマイクが多い
のだが、そのレベルとはワンランク以上上の音質を確保している。
このマイクの利点は、軽量&コンパクトなので、簡単にバイノーラル録音
出来ること。またイヤフォンのように耳に入れるタイプなので、録音して
いることを気づかれない。欠点は録音中、モニター出来ないこと。
これはダミーヘッドの”頭” の役を誰かに任せれば大丈夫なのだが。(^^;)
電源アダプターは小型なのだが、ブラブラしているとなんだかうざい。
そこでMR-1 のケースの裏に両面テープで貼り付けた。(写真2左)
おっ!いいね〜〜、使いやすくなったぞ。
mr-1_2.jpg
さて、MR-1、発売当初から議論になっていたのはマイク入力の端子の形態。
この手のサイズのレコーダーのマイク入力は、ほとんどの機種が、
と言って良いくらいステレオミニジャック。
ところがこのMRー1 はモノX2。
ということはまたもや変換アダプターが必要となるのだが、短いケーブルが
ブラブラしているような変換ケーブルは使いたくない。
どうしたものかと思案していたら、なんとなんと貴重な情報を手にしましたよ!
なんと、BOSS のヘッドフォン、コンフォート2に付いている航空機内で
使用するためのアダプターがほぼドンピシャなのですよ!(写真2右)
(ちょっとギリギリだけど)
これでかなり使いやすいお手軽システムが完成!! イエ〜〜〜イ!!
これが、普段メインで使っているフリッツ君&業務用デジタルレコーダー
という現在のシステムに取って代わることは無いのだが、機動力を
考えれば、今まで録れなかったようなものがドンドン録れるように
なりそうだ。
とか言っているうちに、LA滞在もあと10日足らずとなった。
イカァ〜〜〜ン!! なんか録りに行こうっと!!
*OKM II の情報はこちら
*MR-1 のサイトはこちら

ジョースペ4!

joespe4_s.jpg
いきなり『ジョー・スペ・フォー!』とか言われても誰も判らない。
『Joe Okuda Special vol.4』@ radio TINGARA のことなのです。
。。。。って、ますます判らない。(笑)
『Joe Okuda Special vol.4』@ radio TINGARA、っていうのは、
ポッドキャストで配信しているラジオ番組『radio TINGARA』の
名物(?)コーナー的プログラムのことでして、特番として不定期に
出演させていただいているんです。
今回も収録後素早くアップされていて、さすがイシジマ氏!!と
毎度のことながら、感心するしだい。
*『radio TINGARAーJoe Okuda Special vol.4』 
  *  *  *  *  *
yogadvd.jpg
その中でも話題になっていることなのだが、YOGA DVD が
遂に4月18日に発売だ!
初の、、、って感じもしないけど、、僕とTINGARA の初コラボ作品!
DVD 作品『YOGA with TINGARA』
これはなかなか和める作品ですよ。是非良い音で聴いてもらいたい
ですね。自然の音とTINGARA の音楽がとろ〜〜っと溶け合って
気持ちのい〜〜世界を作り上げてますから、是非チェックしてください。
*DVD『Yoga with TINGARA』のオフィシャルサイトはこちら!
  *  *  *  *
さて、もうひとつ話題になっていた、JOE-TINGARA コラボの第二弾 !
こちらは興味のある方はラジオでチェックしてくださぁ〜い!
*『radio TINGARAーJoe Okuda Special vol.4』は、こちらから! 

LA 1週間目


*この写真は2年前のものです。
あっという間に1週間たった。ロスに着いたその日からやることが山のように
あって、そんなこんなの雑用をドタバタとすませ、スタジオの大掃除をすませ、
部屋の掃除をし、、、ふぅ〜〜 と言っている間に1週間がたった。
掃除の合間にしていること。それは音楽を聴くこと。
久しぶりに自分のスタジオで聴く音は本当に新鮮で、瑞々しかった。
音を聴くのが本当に楽しくなり、棚にあった久しぶりに聞くCDが懐かしい。
普段聞いている iTunes に入れてある曲も、耳に新鮮に届く。
そんなわけで、久しぶりの自宅スタジオで、スピーカーをとっかえひっかえ
しながらいろんな音楽を聴いた。もちろん自分の作品も改めて聴いた。
ああ、、、いい音って、いいなぁ〜〜〜

旅の始まり=前夜

いよいよ明日、ロスに向けて出発する。「あれ?なんだ、まだいたんかい!」と
思っていらっしゃった方々、ごめんなさい。まだいました。(^-^ゞ
前回のブログで「Back To LA !」と題した上、ロスの写真まで載せてしまったので、
誤解されてもいたしかたないのだが、あれはロス行きが決まったことが嬉しくて
「さあ、もうすぐ行って来ますよ!」という思いで書いたものなのでごかんべんを。
僕は旅が好きだ。気のあう友人との旅も楽しいものだが、基本的にはひとり旅が
好きだ。ひとり旅は淋しい。だから人恋しくなったときは旅先での出会いが増える。
ひとりになり、自分自身を見つめることも出来る。新しい土地や文化を全身で
感じることが出来る。だからひとりが好きだ。
ロスは自宅がある土地なので、旅と言うにはあたらないかもしれないが、
ひとつの場所から別の場所へと移動することには変わりないので、これも
自分にとってはひとつの旅だと思っている。それにこんなに長く東京に滞在
すると、友人も驚くほど増え、自分のねぐらに愛着も芽生え、離れがたい感情を
持つようになる。
いったい自分の居場所はどこなのだろう・・・?
* * * * *
PS:5月中旬には東京に戻ります。

Back To LA !!


やっとロスに帰ることになった。最後にロスに帰ったのが去年の6月だから、
ずいぶんと長い東京ステイだった。東京に限らず、ロスに限らず、こんなに
長くひとところに居続けたのは、ここ25年の中で初めてだと思う。
それくらい移動の多い生活を続けていたことに初めて気がついた。
東京の街は大好きだ。とても刺激的でエネルギーにあふれている。
しかし、いくら好きな街とは言え、長く滞在するといろんな面が見えてくる。
今まで何十回と東京に来ているが、これは長期に滞在しないと見えてこない
ことだと思う。都会生活に特有の小さなストレスが少しづつ自分の中にオリの
ように積もり始めていることに気がついていた。それは自分自身の変質へと
つながっていっていることも判っていた。そろそろリセットしなければ。
そう思い続けてやっと帰る機会を得た。
そんなわけで、しばらく東京を留守にします。普段お付き合い下さっている
方々、ちょっくら里帰りしてきます。戻りましたらまた遊んでやって下さい。

蘇る記憶


懐かしい写真を手に入れた。僕が小学校6年のとき、おそらく修学旅行か
林間学校で、みんなで風呂に入っている写真だ。じっとながめていると、
懐かしさがこみ上げてきた。そして、驚いたことにひとりひとりの名前を
ほとんど思い出すことができた。名前を口に出すたびに、何とも言えない
香りが口の中に広がった。
この中には、今でも連絡を取りあっているやつはひとりもいない。
それなのに、当時の記憶が鮮明に蘇ってくる。よくいっしょに遊んだやつ、
おとなしかったやつ、勉強がよくできたやつ、野球がうまかったやつ、
そして、残念なことに、もうこの世にはいないやつもいる。
彼とは家も近所で、よく遊んだやつだった。中学を卒業以来、彼とは
連絡がとだえていたが、もう彼に会うことはないと思うと胸がきゅっと縮んだ。
他の連中はどうしているのだろう、、、、
自分の顔をよく見ると、本当にきれいな目をしているのに気がついた。
いつまでもこのころのような瑞々しい少年の心を持っていたいと思った。
  *  *  *  *  *
*僕はいったいどれでしょう? ^_^