Yearly Archive: 2007

ボクネンさんに会った!


昨日、版画家の名嘉睦稔さんに会った。ボクネンズアート東京のギャラリーで
おしゃべりしていたら、奥の事務所で取材を終えたボクネンさんが出てきた。
僕を見つけると満面の笑顔をうかべて手を差し伸べて来られた。その手を握ると
左手でがっちりと抱き寄せてくれた。長年の友に会ったような暖かさ。
本当に嬉しかった。
それから飲み会会場の日本橋「バルバリ」に移動。ボクネンさんの隣に座る。
もうそこからは、僕のCDの話、沖繩の自然の話、ボクネンさんの作品の話、
ここでは書けないような話(笑)、、、、延々としゃべり、笑い、飲んだ。
ボクネンさんの作品のパワーは本当に凄まじいばかりだが、ボクネンさん
自身も強烈なパワーとオーラを発している方で、昨夜はいっぱい元気を
もらったような気がする。
いつか一緒に何かやろうね、と約束して、別れた。
本当に長年の友人と久しぶりに会ったような気がする不思議な夜だった。

*今回の出会いをセッティングしてくれたヒデオさんを交えた3ショット!
*名嘉睦稔さんのオフィシャルサイトはこちら

揚げ物


*左から、浅田陽子、カオルちゃん、僕、コム
昨年、学生時代のバンド仲間と奄美大島に演奏旅行に行った時のこと。
加計呂麻島でのライブを終え、打ち上げで痛飲した翌日、我々一行は
次なるライブ会場のあるやどり浜へフェリーで移動した。
古仁屋の港に着いた我々は、会場入りまでまだ時間に余裕があったので
昼食をとろうということになり、港近くの食堂に入った。
そこは10人も入ればいっぱいになるくらいの小さな食堂で、我ら一行で
貸し切り状態となった。2席あったテーブルとカウンターに別れて座る。
僕は、カオルちゃん、コムと3人でテーブルに座った。
まあ何はともあれビールでしょうと、3人とも生ビールを注文。
続いてツマミを頼もうということになり、カオルちゃんが注文を始めた。
「う〜〜んと、アジフライと、鶏の唐揚げと、、、、そのアオサって
なあに? ああ、海草ね。うんうん、じゃ、アオサのてんぷら。
じゃ、ま、とりあえずそんなとこで。」
揚げ物3連発。しかも僕もコムも異議を唱えない。
「ねえ、カオルちゃん、揚げ物好き?」
「うん!」
「僕も!」
「オレも!」
3人とも揚げ物が好きだったのだ。
昨今、ダイエット & ヘルシー指向まっただ中の折り、揚げ物は
避けられるべき食品となってしまった。その風潮もあり、僕は人に
「揚げ物が好きです」とは言えなくなっていたのに気がついた。
どうやら3人とも思いは同じであったようで、長年の同士に巡りあった
ように、笑みを交わしあった。
いやぁ〜、おまえもかぁ、おれもだよ〜 と連帯を深めつつビールを
おかわり。しかしこういうことも珍しいよなぁ〜、揚げ物トリオだなぁ〜
バンドの名前を「揚げ物トリオ」にしよう、等とアホなことを言いつつ
ビールをおかわり。
しかし、「揚げ物トリオ」っていうのもなんかベタだなぁ〜、
あ、こういうのはどう? 往年の名シンガー「キャロル・キングス」を
もじって、「カロリーキングス」。おお〜〜いいね〜〜、
じゃ、「カロリーキングス」にしよう、そうだそうだ!と
またビールをおかわりした。
  *  *  *  *  *
このエピソードはいつかブログに書こうと思っていた。
それはあの楽しかった奄美の演奏旅行の、思い出となるシーンだったからだ。
こんなバカ話をしながら酒を飲める仲間がいるのは、本当に幸せなことだと思った。

『YouTube』にハマった!

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今さらながら、『YouTube』にハマッている。最初、YouTube の存在を知った頃、
時々のぞいてはいたのだが、それほど面白いと感じることもなく見過ごしていた。
それがある日何気なく見始めて以来、すっかりハマッてしまった。
僕が日本にいなかった26年間の日本のテレビの番組もたっぷり見たし、
音楽関連のビデオもたっぷり見た。僕が中高生の頃、大好きだったクリームや
レッドツェッペリンなどもたっぷり見た。そしてあこがれのバンドだった
タワーオブパワーもたっぷり見た。たまらんっす!
最初見た頃は画像の荒さから、これがエンターテイメントとして成立するとは
思えなかったのだが、ところがどっこい、オンディマンドの楽しさには
すっかりとりこになった。見たい時に見たいものが、いつでも見れる便利さは
何にも変えがたい。画像と音声の荒さの問題はきっと時間が解決してくれる
に違いない。要は技術と回線速度の問題だ。世界中の地上波のテレビ局は本当に
ヤバイ状況に追い込まれていくだろう。
   * * * * * * *  
ここに僕が見つけた面白いビデオをいくつか紹介しておく
*僕の大好きなタワーオブパワーのライブ映像
*スティーブガッド、ビニーカリウタ、デイブウィックルのドラムバトル
*僕の明治神宮での録音風景

不思議な出会い三連発!

bokunens.jpg
昨日、歯医者に行った帰りに八重洲のボクネンズアートに遊びに行った。
このギャラリーは沖繩の版画家、名嘉睦稔さんの常設ギャラリーで、
今、ちょうど『彩花満開展』という展覧会をやっていると聞いていたので、
のぞきに行こうと思いついた。
東京駅の八重洲口から歩いてギャラリーに着くと、入ってすぐマイミク
でもある知人の Maako さんに会った。ちょうど僕のCDを手にとり
選んでいるところだと言う。あれま、それはグッドタイミング!
4枚のCDの内容を説明すると、「AMAMI」を選んで下さった。
いやぁ〜、それにしても奇遇だなぁ〜〜と思いつつ、裏のオフィスに行って
このギャラリーのオーナー、イシジマさんにご挨拶。やぁ〜やぁ〜〜。
ここはなんだか居心地がいい。いつもTINGARA の音楽がゆるやかに
流れているのも気持ち良い。スタッフのさおりちゃん、みさちゃんは
とっても素敵な女性で、いつも優しい笑顔で迎えてくれる。
美味しいコーヒーとケーキをご馳走になりながら、四方山話に花を
咲かせていると、表でお客さんの応対をしていたみさちゃんが
やってきて、
「ジョーさん、じゅねさんってご存知ですか?」と聞く。
「うん、知ってるよ」と応えると、
「今、来てらっしゃいます」と言う。
えええ〜〜〜! (@_@)
樹音(じゅね)さんって、屋久島の人だよ!
なんでここに来てるの?も〜〜ビックリ!
彼女は僕が屋久島に行くといつも飲みに行っている「散歩亭」
という素敵なバー&レストランのオーナーの妹さんなのだ。
いろいろ話を聞いてみると、睦稔さんとはつながりが深く、
東京に来るといつもこのギャラリーに立ち寄ると聞いて
二度ビックリ。なんだかつながってるんだなぁ〜〜。
樹音さんとのビックリ対面と同時に、またそこにはマイミクでもあり、
TINGARAや僕のイベントでもよく会うJUN 姫さん&hani ちゃん
親子が立っていた。あらまぁ〜〜、つくづくよく人に会う日だこと。
このギャラリーには時々遊びに来るけど、こんなに人と会うことは
まずない。面白いなぁ〜〜とか言いながら、JUN 姫さん親子達と
おしゃべりタイム。
いやそれにしてもビックリ出会い3連発の楽しい日だった。
*名嘉睦稔さんのオフィシャルサイトはこちら

歯が痛い!

歯が痛い。右の奥歯だ。専門的に言うと、右上顎7番にC3程度の齲蝕
(うしょく)がある。先月くらいに舌で触っている時に、あれ?なんかへんだなと
思っていたのだが、そのうち咬頭(こうとう)の一部が欠けた。
咬頭というのは、奥歯の表面にある突起のことだ。
あららら、、、やばいじゃん!
そう思いつつ、ほったらかしにしていたら、今度はその奥歯の表面に穴が
空いていることを発見。おいおい、、、頼むよ〜〜
そう思っているうちに、今度はその穴に食べ物が押し込まれた時に
激痛が走るようになった。
もうだめです。ヤバイっす。歯医者に行きます。
医者の不養生とは良く言ったもの。歯の疾患に関しては誰よりもよく知って
いるはずなのに、一番やってはいけないこと、、、つまり放置することを
やってしまう。
歯は身体の中で唯一、自己治癒することがない。どこかを切ったりしても
放っておけば自然と治るが、歯だけは絶対に治らない。悪化するのみである。
そこが歯科医のつけめである。だから歯医者は儲かる。(これはウソです。。。笑)
だから、歯の疾患は早期発見、早期治療が最良の策といえ、逆に放置することは
最悪の結果を招くのである。ううう、、、分かっているのに、、、
そんなわけで、今日、知り合いの歯科医院に行くことにした。
とほほほ・・・・ (>_<)

映画『地球交響曲第6番』を見た


映画「地球交響曲第6番」を見にいった。
TINGARAのヒデオさんと一緒に、開演前に楽屋を訪れ、龍村仁監督にご挨拶。
その後、ツグミちゃんと合流し、3人並んで開演を待った。
2時間を越える大作なので、途中で寝ちゃわないかな?なんておしゃべり
しているうちに映画は始まった。
結局、途中で寝ることもなく(あたりまえだ!)トイレに立つこともなく、
最後まで楽しく見ることが出来た。じっと座っていることが大嫌いな僕には
きわめて異例のことである。
映画のテーマは「音」ということもあり、音楽と音にフォーカスされた
内容だったので、とても興味深く見れた。特にラビシャンカールが
娘や弟子達にレッスンするシーンが大好きだった。インド音楽の底知れぬ
奥深さがかいま見れた。クジラの声の研究を続けているロジャー・ペインの
話も面白かったし、ピアニストのケリー・ヨトスの話も面白かった。
いずれにしても、面白い映画であることは間違いない。
龍村監督の尽きることの無い情熱にはいつも深い尊敬の念を持っている。
皆さんも機会があれば是非見て、龍村監督の情熱を受け取って欲しい。
*『地球交響曲第6番』のオフィシャルサイトはこちら

なぜ音楽を聴いて泣くのだろう?

人はなぜ音楽を聴いて泣くのだろう?
ここ数ヶ月間、ずっとこのことを考えている。どういうことかと言うと、
例えば、ものすごい技術を持った歌手がいたとする。その歌は素晴らしく、
ピッチ、リズム共に素晴らしいとする。でも心が震えるような感動はない。
一方、技術的にはあれれ? というような歌手なのに、その歌を聞くと
涙があふれるほどの感動がある。実際にこういうことを数多く経験してきた。
技術では人は泣かない。感心はする。でも感動は違う。技術の素晴らしさだけで
人に感動を与えることは、音楽の世界では出来ないと思っている。
では、人が泣くほどの感動を与えられことって、いったいなんなんだろう?
それが疑問だった。
友人のミュージシャン達と飲んだり、電話で話したりするたびに、
この話題を投げかけてみる。
みな一応に「う〜〜ん、、なんでなんだろうねえ、、ひょっとして、、」
いろんな答えが帰ってくるが、結局最後は、
「う〜〜ん、でもなんでなんだろうね?」で終わる。
答えはまだ出ない。きっと一生考え続けるのだろう。

Joe@明治神宮 Part 2

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明治神宮での録音の様子をビデオにした、『Joe@明治神宮』のパート2が
アップされた。TINGARA の音楽と、明治神宮の朝の森の音が見事な
ハーモニーを作り出しています。
このビデオは今後、僕とTINGARA のコラボレーションプロジェクトのための
実験的な小作品で、これから次なる新しい展開が予感されます。
どうぞお楽しみ下さい。
*TINGARA のサイトはこちらから

Joe Okuda Special Part 3 !!

radio_joe3-thumb.jpg
TINGARAがポッドキャストで配信しているラジオ番組、『radio TINGARA』
の特別番組として放送されている『Joe Okuda Special』のパート3が
アップされた。
今回は、先日明治神宮にテスト録音に出かけた時の様子を収録されています。
朝の森の雰囲気が楽しめますよ。是非聞いてみてください。
また、ビデオ版のパート2ももうすぐアップされるはず。
そちらも合わせてお楽しみくだされ。
*TINGARAのサイトはこちらから

Joe Okuda @ Meiji_Jingu 01

meiji_01-thumb.jpg
昨日、TINGARA のイシジマヒデオさんとつぐみさんと3人で明治神宮に
行った。僕は先日自分のブログにも書いた、コルグの新製品、MR-1と
MR-1000 のテスト録音のため。TINGARA チームはそのもようを超小型
ハイビジョンカメラ、SANYO Xacti HD1Aを使ってビデオに収めるためだ。
そのもようが編集されて早くもTINGARAのサイトにアップされた。
音楽だけでなく、映像のセンスもバツグンのイシジマさんによる
編集は素晴らしい。是非ご覧下さい。
*site TINGARA『Joe Okuda @ Meiji_Jingu 01』はこちらから