「今日は良い日だった」 の巻

先日お中元にビール券をもらっているのを、今思いだした。そして今日見つけた新しい魚屋のことが頭に浮かんだ。

「そうだ!刺し身に冷酒だっ!」

早速、ビール券を握りしめ、近所の酒屋へと向う。冷酒を仕入れ、支払いをしようとレジに向うと、なんと焼酎ハイボールが88円! 安い!!(*良いこと、そのいち)ついでに買い込む。

袋をさげて、魚屋「橋本屋」へ。若いオニイちゃんひとりでやっているお店なのだが、これからすぐに配達に出るので、今はさばく時間がなく、また戻りも遅くなるとのこと。

「あぁ〜、そうなんだ。ま、しょうがないね。じゃまた今度来るわ。」

と告げると、申し訳なさそうなオニイちゃんが、

「すみませんねえ。あっ!! そうだ、これ持ってって下さい。」

・・・と、冷蔵庫から袋を取りだした。それは寿司屋に卸すというデカイぼたん海老だった。それを5個ほど取りだすと、袋に入れて差しだした。

「いや〜、いくらなんでもそれは悪いからお金払うよ。」

って言うと、

「あ、いいですいいです、どうぞ持ってって下さい。」

・・・というわけで、ぼたん海老をいただく。(*良いこと、その2)

いそいそと家に帰り、冷酒を冷凍庫に入れようとすると、もう満杯。というのも霜がかなり厚くついていてい、格納スペースをかなり狭めている。この際、霜取りををしよう!テーブルナイフでごりごりすると、どんどん取れる。取れた霜はボウルに入れて、バスルームの洗面台へと移す。

そのうち洗面台いっぱいの霜がたまり、冷凍庫はすっきりさわやか。さあ、冷酒を・・・ あれ? 待てよ。そうだ! この洗面台いっぱいの霜の中に冷酒を入れればめちゃくちゃ冷えるはずだ。冷凍庫はきれいになるわ、冷酒は冷やせるわの、一石二鳥!(*良いこと、その3)

そんなわけで、今夜はぼたん海老の刺し身を肴に、冷酒を飲もう。ついでに冷凍庫で待機している鮎も焼いちゃえ。というわけで、魚屋のオニイちゃんのおかげで、今夜はとても豪華な夕食となりそうだ。(*良いこと、その4)

以上、総合すると、『今日はとても良い日』 だった。

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