レコーディング@大阪 その2


昨日はリズム録り2日目。今日はギターの藤原カオルちゃんアレンジの
ボサノバデーだ。カオルちゃんも僕の学生時代のバンド仲間で、そのギターの
素晴らしさは当時から関西では評判だった。
ギターケースを片手にふらりとスタジオに現われたカオルちゃん。
いよ〜〜、ひさしぶり〜としみちゃん、建ちゃんを交えての雑談タイム。
その間にエンジニアのナベちゃんこと渡辺くんがせっせとセッティング
してくれている。
さあそろそろと声をかけると、おもむろにギターを取り出し、
まっしろの五線紙をとりだした。ええ〜〜!譜面書いてきてないんかい!
カオルちゃんはまったく動じることなく、ふんふ〜んと鼻歌を
歌っては、譜面を書くという作業を始めた。
昔、大巨匠のアレンジャーは譜面を書く時間がなく、移動中の
タクシーの中や、スタジオでミュージシャンを待たせたまま書くという
のを目撃したことはあるが、、、、さすがカオルちゃん!巨匠である。
そういうことには慣れっこのベテランミュージシャン達だ。
出来たらよんでね〜と軽い感じで、それぞれ好きなことをしている。
そんな頃にロスの難波正司くんから、アレンジアイデアのmp3がメールで
届いた。かっこいい〜〜! さすがレコード大賞アレンジ賞をとった
難波くん!早速スカイプをつなげて話をした。それにしても便利な
世の中じゃの〜〜
一方カオルちゃん、、、、
さあ書けた。じゃやろか、と始めたら、まぁ〜〜あなた、そのカッコいいこと!
う〜〜ん、、、さすがボサノバの王様! ボサキング!!たまらんっす!
そんなわけで、かる〜〜く1曲目を録り終えた後にアクシデントは
やってきた。カオルちゃんダウン。
なんだか体調が悪いというので、ランチブレイク中、横になってれば、
とスタジオのカウチで寝かせたのだが、本格的な睡眠へと突入していた。
しばらく休ませてからやろうと、1時間の休憩をとることにした。
全員にスタジオから退出してもらい、部屋の電気を暗くして思いきり
寝てもらうことにした。
最悪の場合、後日にまわすというオプションも頭に入れつつ待機。
1時間半が経過する。お〜〜いカオルちゃぁ〜〜ん、、うぃ〜〜〜
あ!起きた。カオルちゃん復活!
寝ぼけまなこで譜面を書きはじめ、カフェでお茶してたミュージシャンを
呼び、録りはじめた。かっこい〜〜〜!2テイク目でオッケー。
ホントお疲れ様でした。
・・・オレも疲れたぞ! (^^;)

4 Comments

  1. hideo

    でたぁ~ってカンジですね。
    大御所が相手だと、プロデューサーも大御所じゃないとね。
    ぶはは。
    オモシロイです。
    このブログ。
    続きも楽しみにしてますよん。

    Reply
  2. joe

    hideちゃん
    やっぱりスタジオはいいね〜〜 、スタジオ、大好き。^_^
    これ以上アクシデントがないことを祈ってます。
    ・・・っていいながら、あるんだよなぁ〜〜なにかしら。(^^;)
    あれ、、、大評判ですよ!

    Reply
  3. uno

    凄い人達をまとめているのですね。。
    でもこんなスタジオ風景なんて聴ける事が嬉しいです。
    どんな音になるのか楽しみで~す。

    Reply
  4. joe

    Unoちゃん
    いやぁ、、、自分もそれだけ年をとったということでしょう。
    出音は最高でしたよ!

    Reply

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