いかんいかん! すっかりさぼり癖がついてしまった。さんざん前フリをしたあげく、
まだ奄美にたどり着きもしてないぞ。続けて読んでくださっている皆様、ごめんなさい。
というわけで、2年前の1月31日、生まれて初めての奄美大島に到着するのです。
空港についてまず思ったこと。『暑い!』
その日はとてもお天気のいい日で、1月末とは思えない暖かさ。早速ジャケットを
脱いで、袖無しTシャツ一枚になる。ロスの奄美会の方が手配して下さったホテルの
送迎バスが待っていてくれて、それに乗り込み、一路名瀬の街へと向う。
名瀬は奄美で一番大きな街で、ここには普通の街にあるものはなんでもある。
道路標識のローマ字表記だと、『Naze』となっているので、『なぜ』と発音するのが
正しいようだが、多くのお年寄りは『なせ』と濁らない。昔は『なせ』と言っていたが
町名変更みたいな感じで『なぜ』となったそうだ。
僕は音がきれいなので、それ以降ずっと『なせ』ということにしている。

↑名瀬の商店街の入り口。この日は雨。というか奄美は雨が多い。
ホテルにチェックインして、早速名瀬の街を徘徊することにした。
商店街をうろうろしていると、「セントラル楽器」という看板をすぐに見つけた。
『あ!ここかぁ!』
僕はこのセントラル楽器には是非来たいと思っていたのだ。というのは、ネットで調べて
いるときに見つけたのだが、ここは奄美の島唄のCDを沢山出していて、元ちとせが
15才の時に録音したCDも出していたのだ。そのCDは、ロスの奄美会の方が偶然
持っていて、お借りして聴いたのだが、本当に素晴らしかった。この唄を僕の奄美のCD
の中で使いたいなと思って、その交渉にセントラル楽器に行こうと決めていたのだ。
こんなに簡単に見つけてしまうとはなあ、、、、と思いつつ、心の準備も出来ていないし
などと迷いつつ、え〜い!いっちゃえ! と思いきり、お店の入り口をくぐった。
入り口を入ると、三線(サンシン=奄美、沖縄の三味線)が置いてある以外は、
普通の地方都市の商店街にある楽器店とかわらない雰囲気だった。
若い女性の店員さんがいたので、
『あの〜おそれいりますが、社長さんいらっしゃいますか?』
と訊ねると、今、出張中で奄美にいらっしゃらないとのこと。
そっか、まあいいや、心の準備も出来てないしな、、、とちょっとホッとしつつ、
店内をうろうろ。一角に島唄のコーナーがあり、CD、カセットがどっさり置いて
あった。へ〜〜、島唄歌う人って、結構いるんだなあ、、、あ、元ちとせのもあった、
おっ、若い人もいるなあ、、でも年配の人も多いなあ、、、などなど、思いつつ、
中村瑞希(なかむらみずき)というアーティストのCDを買うことにした。
ジャケットの写真が可愛かったからだ。
レジでお金を払いながら、さっき話した彼女に街のことを少し聞いた。
髪を切りたかったので、このへんにお勧めのサロンがないか訊ねた。
彼女は『アルカディア』という店を勧めてくれて、丁寧に道順を教えてくれた。
そこはその楽器屋さんからほんの5分くらいのところだったので、早速行ってみる
ことにした。

↑アルカディア。写真を撮った日は臨時休業だった。

2 Comments

  1. mai

    この美容院の外の雰囲気はいいね。
    すごく気になる。
    興味津々やで!
    もちろん続きで中も見せてくれるんでしょ?でしょ?

    Reply
  2. Joe

    中の写真はないのでございます〜〜 m(_ _)m
    でも、他のお写真でお楽しみいただけますよう、
    努力いたしまするぅ〜〜〜〜

    Reply

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